奥様着物デビュー。
乃木神社での式は初めてだったのですが、伝統的で儀式の一つ一つが厳か。
親族や友人が囲む中、まるで花嫁行列のように参進。
そして新郎新婦の参進で一気に和やかなムードに♪
式の最中は撮影NGだったので撮れなかったのですが、
歴史と伝統がある神社の式に参列者たちの心も清らかに身も引き締まりました。
そして、儀式の中でも「舞楽」がとても印象的でした!
↑ 〜 乃木神社のサイトより 〜
乃木神社ならではの祝いの舞、「納曾利」というそうで、古くからめでたい時にご奉納される
舞楽だそうです。
龍が湖面を美しく、力強く舞っている姿を表現した舞で、厳粛な趣でした。
舞楽なんて普段なかなか見られないので釘付けです。
そして今回神前式ということで親族は和装!
今回初めて振袖以外のお着物、 ミセスの品格ある装い・準礼装の色留袖を着ました♪
振袖とはまた違い、ぐっとミセス度上がりますよね!
色留袖は地色が黒以外の控えめの色合いの留袖で、裾模様の着物のことです。
私の色留袖は一つ紋、(後ろに一つ家紋)が入っていて、結婚式、披露宴、パーティー、お茶会などにも着用できます。
格式ある着物の場合は、珍はけっこう正統派チョイスです。 フォーマルはやはりクラシックだなと思います。
おしゃれ着として着る着物は遊びたい派ですが♪
お着物は手描きの京友禅、柄は菱取り華文柄というもので、この万華鏡でみたような柄・・・が気に入って選びました♪♪♪
袋帯は 桝屋高尾 の金綴れ帯で 円形を4分の1ずつ交差させて網状に重ねた模様、七宝柄です。
この 桝屋高尾さん の作品が本当に本当に美しい・・・!!!(*o*)
私もこの帯がきっかけで知ることになったのですが、
「美しい布を創ること」 「この世にないものを創り出すこと」を 懇々と打ち込まれてきたことが顕れ、
徳川美術館から500年前の無地ねん金ふくさの復元を依頼されています!
貴重な織物のため手に触れることも許されない中 拡大鏡を使い調べ上げ、高尾氏の豊富な知識と
技術によって、ひとつひとつを再現し、美し輝く黄金のねん金ふくさの復元に成功。
現在徳川美術館からねん金の複製を特別に許可されています!
この技術を後生にも残したいと考え、よこ糸の芯を色糸にした いろねんきん や ねんきん綴れ錦 を生み出しているプロフェッショナル。
まさにヲタクが文化をつくる!
ねん金は眺める角度によって動く色。 色と共に見るものの心を動かす・・!とも言われています。
絢爛な印象がありながらも、無数の陰影がしっとりとした上品さを漂わせていて、繊細な輝きを放ちます!
そんな繊細な輝きがとても気に入っています。
そしてこの優美な美しさだけではなく、締め心地のよさもとても気に入っています!
やはり帯は大事です!
ぜひ作品集ご覧になってみてください♪ 心奪われます。 → http://www.masuya-takao.co.jp/
こんなとき活躍のflower arch comb ♪ 和装でも洋装でも使えます!
耳の後ろにすっとさして、うちまきボブにブローしてもらいました♪
最近入れた バイオレット&赤みある色を混ぜたカラーリングのヘアーで、正統派+ちょい珍よりに♪
新郎の妹、従姉妹のyukieちゃんと記念撮影。 似てるといわれるんですが似てますかね?(^^)
yukieちゃんの振り袖もとっても可愛かったです。
黒の総絞りの振袖! モノトーンで他の色が一切入ってない潔さがいいですね!
自分で選んだそうです。若いのによくこれを選んだなあと感心!
帯結びも素敵!
振袖、留袖、色留袖、無地、訪問着・・・ いろんな格式、役目を果たす着物は本当に奥深いです。
その決められたルールのなかで自分流に着こなすのが本当に楽しい♪
振袖を卒業したばかりでまだまだ奥様着物の初心者ですが、これからもお着物ライフ楽しんでいきたいです。(^^)